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2025年 |
01月01日~31日 | 02月01日~28日 | 03月01日~31日 |
04月01日~30日 | 05月01日~31日 | 06月01日~30日 |
皆さん!! スプリング・エフェメラル(春の妖精)というと何を思い浮かべますか?色々ある中で、岡山県北の毛無山(けなしがせん)で観察できるのが「カタクリ」です。毎年4月20日前後にリピーターのお客様向けに毎年カタクリツアーを無料で行っています。 今年は雪の多さ故に開花が1週間程遅れ、当初予定の20日開催は延期とし、26日と27日に催行しました。今年の毛無山は積雪量が特に多く、山乗(やまのり)よりも春の訪れが遅くなりました。 途中出会った方に「がいせん(凱旋)桜満開の1週間後くらいがちょうど毎年カタクリの見頃になる」と聞きました。今年はがいせん桜も1週遅れ、しかしカタクリとの時間差は変わらずちょうどピッタリ1週間でした。この指標は今後も参考になりそうです。 田浪(たなみ)の登山口駐車場とキャンプ場駐車場はいずれもほぼ満車、大型バスも2台来ていてその人気っぷりがうかがえます。しかし金山ガイドの提案で、出発を10時過ぎと遅くすることで山頂やカタクリ群生地での混雑を回避することができました。 ご参加ありがとうございました! また来年も元気なカタクリの姿をみれるといいですね。 お待ちしています。是非お越しください。 <お得情報> この毛無山無料カタクリ登山へお越しのお客様には、5月中旬に開催している 「サルメンエビネ三昧と新ブナの原生林で巨木巡りツアー」 の参加費7700円を5500円へと2200円値引きしています。 お得ツアーにお得が付いて「超お得ツアー」になっています。 来年も行いますので是非お問い合わせください。 |
新緑の始まり | もすうぐ避難小屋(九合目) | お客様より生き返るジュース♡ |
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山頂混雑を回避◎ | 稜線はカタクリロード | 来年も会えますように |
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![]() 白いカタクリを3株確認 |
春になりましたね!5月からの新巨木巡りツアーの下見も兼ねて、山乗川源流部で金山ガイドと巨木の調査を行っています。まだツアーではご案内したことがない金山ガイド曰く「巨木銀座」と言う「言ったもん勝ち」の場所です。金山ガイドが20年近く前に発見していた4mクラスの巨木にめでたく再開を果たしました。ツアーでは巨木銀座の一部をご案内できそうです。5/11に最初の「サルメンエビネ三昧と、新ブナの原生林で巨木巡りツアー」を行います。どうぞお楽しみに!参加申込受付中です。 今日現在の確定ツアー日 11日/15日/18日 お一人様からOK お問い合わせなりリクエスト下さい。090-5692-3667(金山) 今日の山乗原生林の様子 ・ブナ、カエデ、クロモジ、オオカメノキ(ムシカリ)の芽吹きと開花が始まっています。トチも葉を出し始めました。 まだまだ木の枝が目立ちますが、1日森にいると夕方には朝よりも緑が一層増している事を実感できます(できました)。 ・鳥も活発に飛び回り忙しそうに盛んに囀っています。 まるでターザンの様な、練習する気のない小学生のリコーダーのような(失礼)、アオバトの声も聞こえてきましたよ。 ・ふと足元を見るとネマガリダケの花穂が目に留まりました。 120年周期とも言われている開花時期を迎えたんでしょうか。一斉開花後には一斉に枯死すると言われています。一生に一度立ち会う事が出来るかどうかという超激レアなイベントかも知れず、この目で確と見届けたくドキドキしています・・・! |
巨木の幹まわりを計測 | 枯れた巨木にキノコ | 通称巨木銀座 |
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ブナの芽吹き | ブナ×ヤマザクラ | カエデの花 |
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クロモジの花 | オオカメノキの花 | ネマガリタケの花 |
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この日のお客様は夏場には三度も烏ヶ山にお越しでしたが、冬場の烏ヶ山は初めての方でした。念願かなってのスノーシュー登山でしたが、天気はまさかの雪(積もるタイプ)。ツアー中に30㎝近くは降り積もったのではないかと思われます。もう3月の終わりなのに、です。落ちた枝葉や融けた雪の凸凹をすっかり覆い隠すほど積り、逆にフレッシュなコンディションなので、目印がある樹林帯ではお客様に先頭を歩いていただきました。ヒントを発見しながら「自分が歩いたところが道になる」楽しいですね。 お昼ごはんを20分近くで素早く済ませ、八合目に向けて再出発。平均勾配40%のがんばるゾーンです。いつもは直登せずジグザグで登りますが、斜面は凍結状の根雪の上部に新雪がある状態で、スノーシューがなかなか雪面に噛みつきません。「ゆっくり逆ハの字で直登にしましょうか」と金山ガイド。結果、滑りにくく登りやすく、何と!1時間で八合目に到着!!。これって過去最速では?正直早すぎたかなと思っていたところ、風が吹き急に視界が晴れて山頂を見せてくれたのです。ツアー中山頂が見えたのは後にも先にもこの瞬間だけでしたから、私たちはタイミングを合わせたような絶妙さで八合目の稜線に立てたのでした。 下山時の尻セードの前に、急斜面でのスノーシューの歩き方講座を実施。最初お客様は怖がられていたのですが、ご自身の体力やバランス感覚と、また金山ガイドのうまい教え方により(!)少しの練習でスキルをものにされました。斜面にスノーシューの先端を蹴り込めるようになり、又、スノーシューの6本のスパイクを雪面に食い込ませる技も取得され、安定してUターンもできるようになられました!講座の後は尻セードを楽しみながら無事快適に下山しました。積極的な挑戦、ありがとうございました! 鏡ヶ成の道路の温度計は−4℃を表示していましたが、楽しい時間で心も身体もほっこりと温まりました! また季節を変えてのお越しをお待ちしています。 |
軽快に樹林帯歩き | ヤドリギの下で♪ | 八合目。真っ白・・・ |
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だったのに?! | 今だー!カシャ | 下りは尻セードしたり |
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歩いたり | ♡ | お疲れ様でしたー! |
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この日はリピーターのお客様7名様と金山ガイドと私で開催させていただきました。このツアーはスノーシューで八合目を目指します。登頂はしませんが勾配の少ない雪原を歩くスノーシューハイクとは違い、雪質や雪の量や目指すポイントの斜度に合わせてスノーシューのエッジやクランポンで蹴り込みながら、平均勾配約40%の斜面を登っていくちょっとした技術が必要なシーンがあります。ここ最近の融雪でジュルッと滑りやすい場所もありましたが、皆様次第にコツを掴んでギアを使いこなしてました。下りは皆さんに大好評の尻セードです!斜面には融雪でクラックが生じているところもあり、登りの段階で情報を収集し、尻セードで滑っても良いルートを決めました◎少ししんどい思いをして登った斜面も下りは一瞬です。この一瞬のために・・頑張って登ってるんです。笑 「冬の烏ヶ山に登ってみたいと思っていたところこのツアーを見つけて・・」とお申し込みくださったという方。「烏ヶ山スノーシューがなくちゃ今年が始まらない」と毎年の定例行事にしてくださってる方。いろんな理由から今日のためにお集まりいただきました。大袈裟かもしれませんが、皆様の大切な1日ですから、「人生がより豊かになるスパイス」としてのお手伝いができていたら嬉しいなぁと思っています。改めてご参加いただきありがとうございました! 6月には夏山登山道で「新緑の烏ヶ山登山」を行います。また季節を変えてのお越しをお待ちしています! そう言えば5月11日頃から絶滅危惧種の野生の蘭を巡るサルメンエビネ三昧ツアーを行います。新たに造成したブナの巨木も巡りながらのチョット贅沢なツアーです。是非お問い合わせ下さい。 用語解説 スノーシュー・・雪上歩行具・西洋かんじき ギア・・・登山用具 クランポン・・ドイツ語ではアイゼン |
稀に見る快晴で高まる期待! | 県道45号線をスタート | いつものselfiミラ |
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烏。近づいてきたー! | 徐々にキツくなる斜面 | ジグザグにゆっくりと |
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烏。かっこいい! | 奥大山鏡ヶ成スキー場 | 一瞬で 快適な下山♪ |
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気になっていた津黒山の東ピーク1と、そこから尾根で繋がる「白髪山(しらすやま)」へ参るシリーズその2です。津黒山山頂からぐるっと眺めていると、南東に白髪山が見えます。双眼鏡で覗いてみると太そうな幹の樹があるように見えるではありませんか。1本の幹なのか複数の幹が重なって見えているだけなのか?樹冠の方を見ると少し枯れているような?津黒山山頂から僅か600Mほどで到着できるため、行ってみようということになりました。金山ガイドも初めて訪れるとのこと。ワクワクしますね。この日は前回の探索から1週間近く最高気温が20℃の日が続き、山頂はほとんど雪がなくなっていました。道中樹林帯でスノーシューを履きましたが山頂ではもう不要です。 白髪山付近の大きな樹。1本目はトチノキのような樹。2本目はミズナラのような倒木。その隣にブナ。見えていた樹なのか定かではないし、発見した本数としては少なめですが、少しでも大きな樹に出会えると単純に嬉しくなります。伐採されずに風雪で倒れずに残った貴重な樹々です。ありがとうございました。 |
津黒山山頂~トラバースして白髪山の尾根まで | ||
今回もここから | ワッサワッサです | トラバース中 ブナ林 |
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白髪山手前 やった!大きな樹を発見 | ||
1本目!トチかな? | 2本目は倒木でした | 3本目は ブナ!迫力あります |
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気になっていた津黒山の東ピーク1と、そこから尾根で繋がる「白髪山(しらすやま)」へ参るシリーズその1です。津黒山は昔から放牧エリアがあったり植林エリアがあったり人々が手を加えて利用してきた歴史がありますが、山頂から東側には巨木未満の、し かし立派な大きな樹々が残されている貴重なエリアです。ワッサワッサと力強い風が吹けば大荒れに波打つようなネマガリダケの大藪もあって、雪がなければ樹々には近づけません。雪解けが進むにつれて「また来年か~」と諦めていたのですが、「行ける時に行ってしまいましょう!」と金山ガイドの提案により来冬を待たずして実現したのでした。この辺りは雪が多いためか、特にブナは一度は幹が折れてそこから枝が数多く分岐しているような様子。風も強い場所です。厳しい環境の中長い間生き続けている樹々に出会えましたし、360度ぐるっと一周が見晴らしよく眺めも楽しめるところでした。 |
津黒山山頂~東ピーク1の間の鞍部 | ||
今回はここから | 大きな樹がありそう | 鞍部から山頂方面 |
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津黒山山頂~東ピーク1の間の鞍部 続き | ||
大きなブナですよ~ | 近づくと立派な枝ぶり | カエデと思われる大木 |
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津黒山東ピーク1付近 | ||
東ピーク1から大山方面 | 三朝町方面 | ブナこれもすごい! |
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春の雨が雪と氷を融かす前に・・この冬最後の氷柱巡りツアーです。約1週間にわたる寒波で氷柱はさらに太くどっしりと成長しましたが、寒波が去った途端に気温は急激に上昇しあっという間に融けていきます。水が氷を融かしてできる複雑な造形も、岩崖の高いところから垂れ下がる氷柱の先から滴る水滴が、太陽光に輝きながらキラキラと、ぽろぽろと、こぼれ落ちるような、儚く切ない様子も、このタイミングならではの特別な景色ですよ。氷柱をキーワードにお客様と共に私も山乗渓谷を楽しませて頂きありがとうございました。 季節を変えての、またのお越しを心よりお待ちしています! |
今季の氷柱、見納めです | ||
最初のポイント | 龍神の滝 | 全長5mはありそう |
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本日の融け出すアート作品 | ||
変幻自在唯一無二 | ミニチュア氷柱ドーム | 置いてきぼりの水面 |
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2月の2回目の大寒波の最中です。翌日のツアーの下見で金山ガイドと烏ヶ山の調査に参りました。スタート地点の奥大山休暇村付近は2m近くの積雪。ここ2~3年は多くても1.5mくらいでしたのでこれは手強いかもしれない・・と思いながらスタート。県道45号線から樹林帯入口ポイントに向かって、膝下まである新雪を1km弱歩きましたが、なんと2時間もかかりました。これはいつもの2倍以上の時間です。進む間も雪は容赦なく降り続け、1時間前の踏み跡は半分消失するほど。風の通り道には雪が吹き溜まり、いつも平らな地形に凸凹が出現したり、テープマークがギリギリ埋もれそうになっていたり。雪山では、夏または雪が少ない時期に地形を覚えておくことやGPSが大切だとよくわかる状況でした。大変残念ではあったのですが、皆様にプレゼンしたいルートや、ツアー内容を楽しんで頂くには難易度が高すぎるコンディションと判断し、翌日のツアー開催を断念せざるを得ませんでした。3月に入るとお天気は安定し雪は締まり歩きやすくなります。改めてツアーを企画できることを楽しみにしています!! |
スタートポイント付近の様子 | ||
県道45号線の看板 | 埋もれる看板 | 手に届く看板 |
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じわじわと一歩一歩・・・しかし行く手は果てしなく | ||
先頭のタフネス | 谷が浅くなったような | 消え始める踏み跡 |
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